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漆原 妃沙子
BtoC事業
マネージャー

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今現在の業務を教えてください。
 

店舗事業部(Hi-NOTE)の運営本部でマネージャーをしています。日常的な仕事は、店舗のスタッフの勤怠管理とシフト作成、在庫・売上管理システムの商品登録、店舗スタッフの定期面談などですね。あとは、店舗運営のプロジェクト、駐車場の警備依頼、スタッフが足りない店舗のヘルプや鉛筆への名入れ作業の補助とかもしていますね。仕事が多岐にわたるので、「店舗版の総務」のような仕事をしていますね。

 


漆原さんは新卒で入社して、若くして伊勢崎店の店長を任されていましたが、あの時のプレッシャーってどんな感じでしたか?

入社後に高崎店で2年間働いて、そして25歳の時、入社4年目に伊勢崎店の店長代理になりました。最初は副店長になるのかと思っていたら店長代理で、しかも、当時は伊勢崎店には店長がいなかったので、実質私が店長でした(笑)

結構大変でして、ワクワクとプレッシャーの両方がありました。当時の上司の存在は物凄く大きくて、実力を上げてもすぐに近づける熟練度の人ではなかったんですね。なので、目標とする人や店長像が近くにいなかったので、気持ちとしては結構楽だったと思います。伊勢崎店には仲のいい後輩がいて、伊勢崎店に行くこと自体に不安はなかったですし、メンバーに恵まれていたおかげで研修もマニュアルも無い中で店長としてやれたのかなと思います。

 

店長になってどんなことが大変でしたか?

 

店長として一番大変だったのはクレーム対応でした。一番印象に残っている事例としては、ハイノートのスタッフは笑顔で接客をすることを心掛けているんですけど、ある日お客様から「レジでスタッフに笑われた」っていう内容の電話が来て、その時はヘラヘラした笑い方で不快にさせてしまったのだろうと思い、「きちんと指導します」と言って謝罪しました。理不尽に近いようなクレームはやっぱり精神的にやられましたね。

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ご結婚後に退職され、お子さんが産まれてから再度従業員として戻ってこられましたが、きっかけってどんなことがありましたか?

 

伊勢崎店異動のタイミングで結婚をして、伊勢崎店で2年ほど経った時に仕事のストレスから体調を崩してしまいました。当時、妊娠もしていましたので、会社を辞めることにしたんです。その時は、まだ会社で産休や育休、時短などを取得した方の事例が無く、なんとなく辞めなきゃいけないと思っていて、いずれ辞めるならこのタイミングかなと思って。その後、1年経ちまして、産後3か月後で戻ってくることになりました。最初は、子どもを保育園に預けられないので、私の両親にサポートしてもらってましたね。

産後3か月ですぐに仕事に復帰されたのはなぜですか?

 

辞めたときに仕事してないとだめだなってすぐに思って。なので、高校生の時にやっていたバイト先で、時短で出産のギリギリまで働かせてもらったりしていました。仕事を辞めてしばらく家に居たのですが、仕事している方が楽しいと気づきました。それが復帰の理由ですね。

アサヒ商会以外の会社で仕事をする選択肢もあったと思いますが、アサヒ商会に戻ってきた理由は何ですか?

 

バイト先の方で戻ってこないかという誘いはあったのですが、やっぱり最後はアサヒ商会に戻りたいなと思いました。子どもが生まれてから仕事するには、接客業というのは勤務時間が不規則なところが多くて。でも、アサヒ商会は働く環境、条件が良かったですし、時短勤務でも良いと言われたのもあって戻ってきました。私はアサヒ商会で初めての時短勤務者なんです。

他の職種の仕事に就こうとは思わなかったのですか?

 

事務とかずっと座っている仕事は絶対無理だと思っていました。接客もしたかったし、土日の仕事も私には魅力的でしたね。平日休みの仕事をしていると平日休みが欲しくなるんですよ、どこのお店も空いてるし。土日2連休も要らないし、日曜に家族と過ごす時間があればいいかなと。平日の一人の時間をすごく大事にしています。子どもが生まれたときからパパもお世話をしてくれていたので、土日仕事でも安心して働けます。

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平日の休みの日には何をされていますか?

 

子どもがいないのでゆっくり買い物をしたり、一人でカラオケに行ったり、平日の方がママ友とも集まりやすかったりするのでランチをしたり、そんな風に一人の時間を楽しんで、ストレス発散していますね。

正社員として店舗の仕事をしながら子育てというのは、なかなか前例が無い、つまり参考事例や参考にする先輩が存在しないということですが、実際どんな苦労、工夫がありますか?

 

苦労は結構ありましたよ。

店舗サポート(現在は運営本部)として会社に戻ってきたときに時短勤務で働きはじめました。店長だったという実績があったので、割と皆から頼られるような立場になっていて、「だけど早く帰らないといけない」という状況だったから、そこの葛藤は大きかったですね。

時間内に仕事を終わらせなきゃいけないけど、「皆が頼っている人がどうして早く帰るの?と思われて不満につながるんじゃないか?」とか「あの人時短なのにどうして偉そうなの?」とか思われてないかなと不安でした。実際みんなは思っていないとしても、自分でそのように考えてしまっているところがあったと思います。1人目の子どもの時も2人目の子どもの時もね。

2人のお子さんの育児と仕事の両立、ストレスもあったのではないでしょうか?

 

ストレスは結構溜まっていましたね。

だけど、店長の時はお店全体を見ないといけなかったんですが、今は分業になって店舗のサポートの仕事を中心に考えればいいので、その点は店長より大分楽だった思います。

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苦労されたというお話もありましたが、どのように乗り越えていきましたか?

店舗の役職者3人のうち、男性が2人で女性は私しかいません。そういう部分で自分は女性ならではの役割をしようって思っていました。店舗って女性が多いし、男性には言いにくいこととか、女性だから分かってあげられる事ってあると思います。だから、メンタル面やスタッフ間の事は私がやろうと勝手に決めました。こんな風に自分の考えをシフトしたらすごくやりやすくなりましたし、それで店舗がうまく回るようになったら良いなって思います。

今、漆原さんが仕事の中で挑戦していること、達成しようと目指していることってどんなことですか?

 

昨年末に社外の人とチームを組む機会があって、それまでバイトやアサヒ商会の狭い世界だったんだなという事に気づいて。社外の人がどういう知識を持っていて、どういう仕事をしているのか身近に感じて、「私って知識も無いし、狭い世界しか生きていないんだな」と思ったんですね。それから本を読んだり、自分の知識を増やすことにすごく喜びを感じていて、今まで活字を読むのも苦手でしたが、今は、本や色んなところから学びを得ること、知識や教養を身に付けていくことを目指していますね。

どのような本を読まれますか?

 

自分の仕事や立場で参考になる本を読んでいますね。本を読んだり勉強したりする事を避けていたので、苦手な事に挑戦する時って、自分の興味のあるものの方が挑戦しやすい、だから、まずはそこからですね。学んだことを仕事にも役立てていきたいです。

漆原さんは、今、アサヒ商会を利用して企んでいることってありますか?

もう実行していることでも良いですけど。

 

私は、運良くHi-NOTE前橋店のオープンに携わってきたり、今も運営本部として新規プロジェクトに携わっているのですが、変化の多い時代で、自分もハイノートも今までやったことなかった新しいことに挑戦していくという事はやっていきたいと思います。

プロジェクトでは、運営本部として仕事の割り振りや売場、商品などを考えていかないといけないのですが、それらは全部自分でできるわけではないので、担当者に仕事を任せていくという事で私は色んなところに関わっていきたいと思っています。このようにプロジェクトのマネジメントをしたり、全体を見てみんなをまとめていくという仕事は結構好きですね。

この先、どういう人生、キャリアプランを考えていますか?

もちろんアサヒ商会を退職した想定でもOKです。

 

5年後は今とそんなに変わっていないと思います。というのも5年後は子どもがまだ自分1人で何でもできる年齢になっていないので。なので、その間にさきほども言ったような教養を身に付けたいですね。そして、10年後は子どもも一人で家に居られる、自分で考えて行動したり、ご飯も食べられるようになっていると思うので、アサヒ商会に居ても居なかったとしても、外部の人と一緒にプロジェクトを組んだり、ボランティアに参加したり、今よりも外部の人と積極的に関わっていきたいなと思います。

今は準備期間って感じかな。子どもとの時間ももちろん大事にしたいし、外に目を向ける時期かなって。

でも、この考えはあくまで私の考えで、この考え方をお店のスタッフには強要する事はないですね。スタッフにも子育てをしながら働いている人はいますが、母親になって考えること気づくことって多くて、その子が大切にしたい事やその子の希望を聞いて、自分を目標にはさせないようにしたいですね(笑)

私は今回のインタビューもですが、会社で働く女性の理想モデルとして取り上げられることがあります。でも、私だけが成功者ではありません。他にも色んな成功者の人がいて、たまたま評価されているだけって私は思っているから、他の人がパートという働き方を選ぶことも、定職に就かないことも正解だし、どういう道に行っても正解なんだという事を伝えていきたいですね。

就活活動中の学生の皆さんへメッセージをお願いします

 

私は、文房具が好きで入社したわけではないですし、今もものすごく好きな訳ではないです。就活の時って業務形態や福利厚生など色んな条件で企業を決めると思うんですよね。私もそれでアサヒ商会に決めましたし。なので、それがダメとかではなく、最初の理由は条件でも良いと思う。けど、仕事が好きになったら条件なんて関係なくなってくると思います。なので、そこで仕事をすることを決めたら、ぜひ愛着を持ってもらえればいいなと思います。