会社で誰もやっていないことをやる、
新人でも考えて実行できる環境
法人事業部
根本 優一
根本さんは2023年の新卒入社とのことですが、配属先はどちらで、どういう業務を任されていますか?
法人事業部のIT環境グループというところに配属されました。このグループは、地元企業が仕事をするうえで必要となるIT環境づくりやIT環境の維持、向上を支援するグループです。
その中で営業を主とする役割と、コピー機のメンテナンスを主としながら営業もこなす役割があるのですが、僕は後者の方を担当しています。コピー機は定期的にメンテナンスをしないといけないので、担当顧客を訪問して使用されているコピー機をメンテナンスしています。たまに不具合が発生することがあるので、不具合のご連絡をいただいた際にはすぐに駆け付けて修理をするということも行っています。また、定期的なメンテナンスで訪問する顧客先や、地域の新規の企業に対してITに関する機器やサービスのご案内をする営業活動も行っています。
メンテナンス業務というのは工具を使って実施すると思いますが、それは入社後に会社で習うのですか?
はい、入社後にキャノンさんが開催するメンテナンススタッフの育成研修に参加して、イチから習いました。入社後に社内で基本的な研修を受けたらすぐに研修に出ました。
根本さんは工学部とか機械いじりをするような学校出身でしたっけ?
いえ、理系の大学でしたが工学部ではありません。なので、機械いじりなどはしていませんでした。東京農業大学という大学で、農薬に関する研究をしていました。
東京農業大学で農薬の研究をしていたのに、アサヒ商会に入社というのが少し不思議なのですが、どういうことを考えて就職したのでしょうか?理系で研究しているのであれば、大学院進学や研究職もあったと思うのですが。
研究は面白かったので大学院へ進学というのも良いなと思っていました。ただ、学費の問題もありまして、そこは就職を選びました。就職を考える際に「どういう仕事をしようか」と考えたのですが、なんとなく「親子に関わる仕事がしたい」と思ったのです。
親子ですか!?
根本さんのイメージとはギャップがあって意外です。それは何か理由があるのですかね?
え、そうですか!?そんな意外ですかね?
学生時代はボランティアでおもちゃを作ってそれを寄付したりもしていました。僕がやることなので、そんな大きな取り組みではないのですが、そういうのをやりたいなと思ってやっていました。 親子で和やかに過ごす、親子で楽しそうに会話する、そういうシーンってすごく和むなと思うのです。なんか良いな~と思って、そういうところに関係して仕事ができればと思っていたんです。なので、就職先は研究職にこだわることなく志望しました。例えば出版社、広告会社、進学塾などを志望しました。 出版社は絵本を作っている部門があるので、そういうところで働けたらいいなと。広告会社は、親子で使う商品やサービスの広告が関係できるかなと思いまして。学習塾は言わずもがなですが。
なるほど、親子という観点で言うならハイノートを運営するアサヒ商会は良いですよね。
そうですね。もともと中学生くらいの頃からハイノートの利用者だったのです。文具を買いに来ていました。ハイノートは好きだったので、親子に関する売り物でもあるし、良い会社かもなって思っていました。なので、最終的に内定が出た会社から入社する会社を選ぶ時にアサヒ商会を選びました。
決め手は自分の好きなハイノートの運営会社ってことだったということですね?
いえ、実はそれだけじゃないです。さっきもお伝えしましたが、学生時代にやっていたボランティア活動も少しは続けたいなと思っているのです。そうなると、仕事で夜遅くまで働くような仕事だとなかなか活動できないなと思っていました。働きやすさは大事かなとおもっていたので、そういう観点で考えた時にアサヒ商会が良いなと思いました。
実際仕事をしていてまだ1年も経っていませんが、仕事で面白いと感じるところはありますか?
訪問先でお客様とお話できたり、コピー機のトラブルを自分で解決できた時はうれしいですね。新規営業も行っていますが、そこで仕事が発生したときは面白みを感じます。本当に接点も何も無い新規の企業へ営業をするのですが、関係性が無い中であの手この手で何とか接点を作り、自分たちが役に立てるところを探し出し提案します。会社の中でもこういうことをやっている人は多くないので、自分がそれが出来たときは嬉しいですよね。
新規営業ですか!?すごいですね!
ちなみに何も接点が無い企業さんとお会いする際ってどういう風にコミュニケーションをとるのですか?
まずは訪問します。その際に「ハイノートを運営しているアサヒ商会です」とお伝えすると、かなりの確率で知っている方がいらっしゃるので、それなりにスムーズに話ができます。怪しまれないってところが大事ですよね。
しかし、よく新規営業を新卒でできますね!
それだけ営業がしたかったんですか?性に合っていたとか?
いえ、まったくそんなことは無いです!営業が好きなんてまだ思えていません。僕が担当しているお客様のほとんどが大手企業さんや官公庁さんなのですが、オフィスで使うものやIT機器はお客様が欲しいと思ったときしか需要が無いので、こちらが頑張って提案をしてもなかなか需要喚起ができないのです。景気の波もありますし、それでも目標となる成果を狙っていかないといけないので、そうなると、新規営業をして開拓することが必須となるのです。
すごい分析ですね。新卒でそれだけ論理的に考えているとは。根本さんは冷静な人というイメージがありますが、焦ることってあるのですか?
いやいや、そんな冷静キャラじゃないです。焦ることはあります。先日とあるお客様先へ定期メンテナンスでお伺いしまして、メンテナンス作業をするためにコピー機を少し移動させたのです。そうしたら急にコピー機が動かなくなってしまって。
定期メンテナンスで伺ったのにコピー機を止めてしまうという失態がありました。
あらら、やっちゃいましたね。それは結局どうなったのですか?
電源を落として再起動すればもとに戻るかもしれないと思いやってみました。
そうしたら何事も無かったようにスムーズに動き始めたので大丈夫でした。あれは相当焦りました。
成功も失敗もいろいろ経験されているようですが、ぶっちゃけ今の仕事に対してどう思っていますか?もっと仕事したいという気持ちってありますか?
定期メンテナンスが嫌というわけではないですが、新規営業で仕事を作っていくというのが上手くいっているので面白みを感じています。全体の仕事量でいうと、負荷は少ないですね。まだまだやりたいなと思うところはあります。
根本さんはクールな印象で、あまり普段何しているか想像できないのですが、休日って何をしていますか?
サイバーセキュリティの勉強をしています。取得したい資格があって、その勉強をしていますね。
いろいろと情報関係の資格は取得したのですが、今取得を目指しているのは情報処理安全確保支援士という資格です。
この資格が取得できると、何か仕事で有利になるとか、良いことがあるのですか?
この資格を取得すると、独立行政法人情報処理推進機構の認定講師になれます。アサヒ商会ではサイバーセキュリティーの勉強会やセミナーを開催することがあるのですが、認定講師となっていれば、受講者に対して価値を示せます。自分の実力を高め、弁護士事務所や税理士事務所のような「士業」と言われる専門家の方々のサイバーセキュリティ支援をしていきたいなって考えています。経営に関わっていけるような人になりたいので、まずはここから始めようという感じですね。
新卒とは思えないほど明確でしっかりした目標ですね!ところで!就職活動中のことを聞きたいのですが、東京の大学に進学して就職する際、地元就職と都内の就職、どっちが良いという希望はあったのですか?
いえ、特にどっちが良いとは思っていませんでした。さっきお伝えした、内定をいただいていた広告会社や進学塾の会社は首都圏にありましたけど、特に都会で就職したいという気持ちはありませんでした。エリアへのこだわりは無かったですね。
ちなみにアサヒ商会を見つけたのは狙って探したからですか?何か偶然出会ったとか?
偶然です。群馬の会社も見てみようかなと思って就活サイトを見てみたところ、たまたま偶然目の前に出てきたという感じです。アサヒ商会の名前を見るまで、自分がハイノート好きだったことを忘れていまして。「ハイノートは好きだったし、運営会社なら良いかもな」という軽い気持ちで受けて今があるって感じです。
そんなたまたま偶然出会って入社したアサヒ商会ですけど、入社してみて「あ、ここは思ったより良いぞ」と思ったことってありますか? 新卒で入ったのですが、意外と自分で考えて自分で行動しても大丈夫というところです。新規営業をやる場合も、自分で考えてメールを送ったり、電話をしたり、訪問したりできています。すべて上司の管理、許可ではなく、考えたことを実行しても大丈夫というところは、入ってみて良いなと思ったところですね。
根本さんはそれなりにのびのびとやっていそうですね!ちなみに根本さんの将来の夢ってありますか?
いずれ大学院に行きたいと思っています。
お!意外な回答でした。どういう勉強をしたいのですか?やはり仕事で活かすための勉強ですか?
いえ、まったく仕事に活かす考えは無いのですが(笑)社会科学系の大学院に行って勉強したいですね。単純な知的好奇心だけなのですが。