震災直後の就活。「明確にやりたいこと」なんてなかった
── 布施さんがうちの会社に入社した理由から、まずは教えていただ けますか?
実は、僕が就職活動をしていたのは2011年、東日本大震災の直後だったんです。当時はそもそも企業の募集自体がそこまで多くないような状況でした。ですから、正直に言ってしまうと「明確にこれがやりたい!」という強いこだわりは、当時はあまりなかったんですよね。
── ちょうど採用活動がどこも厳しかった時期ですよね 。そんな中で、アサヒ商会とはどうやって出会ったんですか?
他大学で行われていた合同企業説明会に参加したときに出会いました。当時は漠然と「営業の仕事がしたいな」と考えて何社か見ていたんです。
── なぜ営業をやりたいと思ったのですか?
大学と大学院で心理系の勉強をしていたこともあって、「人のお話をしっかりお伺いして、何か提案できる仕事がいいな」と思ったのがきっかけです。だから、扱う商品や業界には特にこだわりはありませんでした。
── 数ある企業の中から、最終的にう ちを選んだ決め手は何だったのでしょう?
アサヒ商会が、地場で60年以上も続いてきた会社だったからです。色々調べる中で、ここに来るお客様は、アサヒ商会が持っている情報や「新しいものに出会える体験」を求めてやってきているんだな、ということに魅力を感じました。「まずはここで頑張ってみたい」と思って、入社を決めました。
「え、店舗なんだ」から始まった5年間
── 入社した当時は、どんな風に働きたいと考えていましたか?
とにかく「早く一人前になりたい」という気持ちが強かったです。商品を覚えて、すぐにお客様に提案できるようになりたいなと、日々のレベルアップに対しての向上心はありましたね。ただ、最初は環境に馴染めるか不安もありました。でも、うちの会社って本当にフレンドリーなので、1~2ヶ月も経たないうちに「ここにいていいんだな」という自分の居場所を感じることができたんです。

── それは良かったです。ただ、最初は店舗への配属でしたよね。営業をやりたかった布施さんとしては、正直どう思いましたか?
「あ、店舗なんだ」って、最初は正直思いました(笑)。なんで店舗なのかな、という疑問がなかったわけではないです。でも、当時は就活が厳しい中で「拾っていただけた」という感謝の気持ちも大きかったので。まずは与えられた場所で、しっかり勤め上げたいなと思って取り組みました。
── そこから店舗に5年、そのあとカスタマー(内勤)に3年ほどいてから、念願の法人営業に移ったわけですよね。実際に営業になってみてどうですか?
すごく面白いです。特に、店舗や内勤の時代に培った「商品知識」が、他の営業さんとは違う僕だけの強みになっていると感じます。例えばノベルティの提案とか、ハンコや名刺の細かい作り方って、他の営業さんにはあまり馴染みがなかったりするんですよ。でも僕は店舗でしっかり触ってきたので、そこをきっか けにお客様の懐に入っていけるんです。あの回り道は、決して無駄じゃなかったなと思います。
ネットで何でも買える時代に、わざわざ「布施さん」が選ばれる理由
── 営業活動をする上で、布施さんが大切にしている「付加価値」って何ですか?
お客様が困ったときに、一番最初に相談してもらえる立場になることです。今って、私たちが扱っているものはネットでも簡単に仕入れられる時代じゃないですか。だからこそ、お客様から「これ入れたいんだよね」と言われたときに、「いいですね、入れちゃいましょう!」とただ御用聞きをするだけじゃダメだと思うんです。
── と言うと?
「あ、それを入れたいんですね。それなら、もっとこういう良いものもありますけど、こちらも検討してみませんか?」って、お客様自身も気づいていない「本当に正しい選択肢」をスピーディーに提案したいんです。
── その寄り添うスタイルは、まさに大学院で学んだ心理学の「聴く力」が活きていますよね。
そうですね。お客様に対してじっくりお話を聞いて、課題を整理して、それを解決できたときに一番自分らしさを感じます。目の前の利益を追い求めるんじゃなくて、長く続く信頼関係を築いていきたいんです。

ぶっちゃけ、覚えることが多すぎて個人の勉強量に頼りがちです
── ここで少し、会社の課題についても本音を聞かせてください。十何年働いてみて、「ここはもうちょっと改善した方がいいな」と思う部分はありますか?
うちは商社ということもあって、扱う商品の幅が非常に広いですよね。だから、自分なりに勉強していかなきゃいけないことがとにかく多いんです。今はまだ、それぞれの個人の勉強量や知識に頼ってしまっている部分が大きい気がします。
── 確かに、個人のスキルに依存している部分はありますね。
だから、みんなが学んだ知識や商材の情報を、もっと体系的に社内で共有して、全体の底上げができる仕組みがあると、会社としてもっとレベルアップできるんじゃないかなと思います。ただ、部署を超えて協力し合う体制や、人との距離が近いアットホームさは入社当時から変わらないアサヒの大きな魅力なので、そこをベースに仕組みを作っていけたら最高ですね。
リーダーとしての葛藤と、これからの約束
── 布施さんは今、グループのリーダーを任されていますが、リーダーとしてのやりがいや大変さはどうですか?
チームが立ち上がったばかりということもあって、正直、まだ自分自身で強い方針を打ち出してチームをガシガシ引っ張り上げるようなエネルギーは出せていないな……と、不甲斐なさを感じることもあります。でも、まずは研修などを通じて、チームのメンバーの不安材料をひとつずつ解消したり、業務のハードルをいかに低くしてこなせるようにするか、というところから少しずつ始めています。
── 焦らず、布施さんらしいアプローチでチームを作っていってください。それでは最後に、今後の目標を教えてください。
仕事面では、お客様から「布施が営業担当で本当に助かった、この人に相談してよかった」と心から言ってもらえる営業に、より近づいていきたいです。プライベートでは、結婚もしてこれから家庭を守る立場にもなったので、公私ともに人との信頼関係を丁寧に重ねていきたいですね。
── これから家庭を守る大黒柱としても、公私ともに期待しています! 今日はありがとうございました。
ありがとうございました!
TIME SCHEDULE
ある一日の流れ


私らしさ
【休日】
私の休日の楽しみは「料理」です。平日はバタバタと過ぎてしまう分、休日は時間をかけて、ちょっと手の込んだメニューや新しいレシピに挑戦しています。


【趣味】
趣味は出かけることで、日常の慌ただしさから少し離れて、自分のペースで楽しんでいます。
オンとオフのメリハリを上手につけながら、自分らしい心地よいリズムを大切に毎日を過ごしています。
他の社員を見る











