きっかけは、小学5年生のときに通いつめた「ハイノート」
── 根本さんは入社4年目になりますね。最近は新入社員の後輩も入ってきて、一番下ではなくなりましたが、心境の変化はありますか?
そうですね、自分たちが一番下だったときとは違って、やっぱり「できなきゃいけないボーダー」を意識するようになりました。ちゃんと背中を見せられる先輩にならなきゃなって、気持ちが引き締まりますね。
── 頼もしいですね。そもそも、根本さんとアサヒ商会との最初の出会いってどこだったんですか?
実は、小学5年生くらいのときなんです。当時から文房具がすごく好きで、新しいものを探しに、ハイノート高崎店によく通っていたんですよ。それが本当の最初の接点ですね。親もアサヒ商会のことを知っていて、ハイノートになる前から使っていたみたいでした。
── え、小学生のときから! それはすごい縁ですね。
そうなんです。だから、いざ就職活動をすることになって、マイナビで群馬の会社をパッと調べたときに、一番最初に「アサヒ商会」っていう名前が目に飛び込んできて。「あ、そういえば当時よく行ってたな」って思い出して、選考を受けてみようと思ったのがきっかけです。
── 他にも何社か選考を受けていた会社があったと思うのですが、最終的にうちを選んだ決め手は何だったんですか?
一番は、社長の人柄ですね。色々なことを考えて、しっかりと会社の未来を考えられている経営者なんだということが、選考を通じて一番よく把握できたのがアサヒ商会でした。当時はまだ経営者の方と直接会う機会なんて少なかったので、すごく印象が良かったです。 あとは、オフィスに置いてある本棚を見たときに「あ、気が合いそうだな」って思ったんです(笑)。大体の会社って表面的なビジネス書ばかり置いてあるイメージだったんですけど、うちは結構重ための、骨太な本が並んでいて。そこに密かに親近感を抱いていました。
有機化学から商社へ。「何でもよかった」から始まった覚醒
── 大学では「有機化学」を専攻していたんですよね。薬とかゴム、繊維を作るような理系の学問から、モノを作らない「商社」への就職って、少しギャップがありませんでしたか?
学問との直接的なつながりはないですね(笑)。ただ、自分は研究職ではなく、どうしても人と接する仕事がしたかったんです。お客さんのところに行って、直接おしゃべりをして、その人のためになるような仕事がしたいなと。 入社時の配属はコピー機などの修理を行うサービス職だったんですけど、機械を触るという意味では、ちょっと理系寄りだったのかなとも思います。当時は「サービスでも営業でも、やる仕事は何でもいいや」と思っていました。

── 「何でもいい」と思っていたところから、どうして今のようなデジタルやセキュリティの専門分野へ進むことになったんですか?
入社してすぐのタイミングで、社内でデジタル系を専門にバリバリやられていた先輩に出会ったんです。その姿を見て「自分もこういう仕事をして、お客さんのためになりたいな」って強く思って。この人みたいな仕事をするためにはどうしたらいいかを、常に逆算して考えるようになりました。それで丸1年サービス職を経験したあと、念願だったDXサポートグループ(現·営業管理支援グループなど)に移らせていただきました。
── そこからの根本さんの「資格取得」の勢いは、社内でも有名ですよね。
入社1ヶ月目くらいのときに、「まずどんな資格を取ったらいいですか?」と相談して、情報セキュリティマネジメントの勉強から始めました。それを取って、次に基本情報技術者も取ったら、今度は社長から「もっと上を目指してみないか」と声をかけていただいて。それで教えてもらったのが「情報処理安全確保支援士」という資格でした。
── その資格って、ぶっちゃけ相当難しいんですよね……?
自分で言うのも恐縮なんですけど、日本のデジタル系の国家資格の中ではトップクラスの難易度です。情報セキュリティの専門資格で、企業のセキュリティ対策に太鼓判を押せるような認定ができるようになります。
── 群馬県内でも、持っている人ってかなり少ないのでは?
県内全体でも持っている人は60名くらいしかいなくて。そのほとんどがシステム開発の専門会社や、大手銀行、大企業の社内SEさんなんですよね。僕たちのように、中小企業を支援しているような会社でこれを持っている人は、県内でも本当に2~3社くらいしかいないと思います。
「嘘をつきたくない」から、圧倒的な実力を身につける
── なぜそこまでして、それほどの難関資格を頑張れたんですか?
僕、お客さんに対して常に「素直でありたい、正直でありたい」って強く思っているんです。ちょっと話を盛ってお金をもらったりして、あとからお客さんに「なんか今回の提案、微妙だったな」と思われるのが、ものすごく嫌なんです。本当に質の高いものを嘘偽りなく提供して、その対価としてしっかり納得してお金をいただくという流れを作りたい。そのためには、自分が圧倒的な専門知識を持って、できることの範囲を広げていくしかないなと思ったんです。
── 誠実であるための努力、ということですね。素晴らしいです。ちなみに今は、さらに「税理士」の勉強もしているとか……?
はい(笑)。どの会社にも確実に存在する「バックオフィス」の業務から深く入り込んで、業務効率化やセキュリティの支援ができるようになれば、朝日商会としてもっと強い価値が提供できるなと思って、今は税理士の資格に挑戦しています。
── 根本さんから見て、そんな挑戦をさせてくれる「アサヒ商会の良いところ」ってどんな部分ですか?
自分が「やりたい」と思ったことが、会社として間違っていない方向であれば、絶対に頭ごなしに否定せずやらせてもらえる環境です。足を引っ張るような人が誰もいなくて、みんなが応援してくれる。そこはチャレンジする人にとって最高の環境だと思います。あとは歴史がある会社なので、地域のお客様から「アサヒ商会さんなら」と最初から信頼していただけるのも、日々の活動で実感する大きな強みですね。
── では逆に、あえて「ここはもっと改善した方がいい」という課題はありますか?
今の会社の課題としては、良くも悪くも「専門性が個人の努力に頼りがち」という点です。同業他社が多い中で抜きん出るためには、色んな方向に特化した専門家が社内に多数いた方がいいですし、それを会社として育成していく環境づくりはもっと必要だなと思います。 あとは、すべての詳細な指示がトップダウンで降りてくるわけではないので、僕たち実務をやっている人間が、現場目線で本当に質の高い提案をどんどん上に投げて、「これでいきましょう」とハンコをもらってスタートさせるような、ボトムアップの流れをもっと活発にしていかなければいけないなと感じています。

ワークライフバランスは考えるな!?
根本流の少し尖ったキャリア 論
── 普段、これだけ仕事も勉強もストイックにやっている根本さんですが、休みの日は何をされているんですか?
休日は、勉強しているか、本を読んでいるか……(笑)。でも、普通にお出かけもしますよ。のんびりリラックスできる場所が好きなので、よく大きい公園に行きます。東京に行ったときも、わざわざ新宿御苑みたいな綺麗な公園を探して、そこでゆっくり過ごしたりしています。
── 意外と(?)のんびり屋さんな一面もあって安心しました(笑)。では、これから就職活動をする学生の皆さんに、アドバイスをお願いします。
就活では、自分がこれまでの人生の中で「これ絶対好きだな」「得意だな」と思えたものを深く考えて、言語化しておくことをおすすめします。僕の場合、学生時代に同級生に勉強を教えたり、塾の講師をしたりするのが好きだったという原体験が、今のお客さんへセキュリティを教えたりセミナーをしたりする楽しさに繋がっています。自分の「好き」に根ざした仕事を選べば、ある程度失敗しないと思います。
── 最後に、就活生へ向けて、根本さんが一番伝えておきたいメッセージはありますか?
そうですね……少し説教くさくなってしまうかもしれないんですけど、若いうちは「ワークライフバランス」なんて考えないで、本気で仕事や勉強にギアを入れた方がいい、と思っています(笑)。
── おお、なかなかに尖った本音ですね! その真意は?
自分の経験からもそうなんですけど、自分だけの自由な時間って、おそらく30代前半くらいまでしかないと思うんです。特に男性だと、35歳くらいで結婚する方が多いとなると、それ以降は自分のためだけに使える時間じゃなくなります。結婚してから「新しい資格の勉強を始めよう」と思っても、絶対に独身のときより大変になるんですよ。 僕自身、1年目で定時で上がれていた時期にめちゃくちゃ勉強してブーストをかけられたからこそ、今の自分のベースがあります。最初からギアを上げて本気で取り組むこと。若いうちのその貯金が、将来の自分を絶対に助けてくれるはずです。
── 最初からギアを上げて、自分の市場価値を掴み取りにいくということですね。熱いお話をありがとうございました!
ありがとうございました。ぜ ひ使えそうなところを選んで記事にしてください(笑)。
TIME SCHEDULE
ある一日の流れ


私らしさ
休日は、あまり人が行かなそうなマニアックなカフェやご飯屋さんを巡っています。人混みが苦手なので、あえて定番を外した静かな場所を選びがちです。ちょっと入るのに勇気がいるような古い喫茶店や、一見何屋さんか分からないお店を開拓して、マイペースに過ごす時間が好きです。そういう自分だけの穴場でお気に入りのメニューを見つけたりすると、すごく得した気分になります。

他の社員を見る











